こんにちは、世田谷区の植木屋有樹造園です。
本日はシラカバの剪定を行いました。
今回はシラカバの特徴と剪定の方法をご紹介したいと思います。
シラカバの白く美しい樹皮から高原を明るく見せるため、『高原の白い貴公子』とも呼ばれます。
あまり知られておりませんが、標準和名はシラカンバです。
材木として使われる事はあまりありませんが、その美しい樹皮を使いインテリア等に使われる事が多いです。
春の新緑、秋の黄葉、白い樹皮ととても美しく、最近は都内でも植栽として使われる事も増えてきました。
ご自身で剪定をされる方も以下の注意点を踏まえて手入れをすると今まで以上の仕上がりになるかと思います。
こちらが剪定前の白樺です。
樹形も乱れ、ボサボサに伸びてしまっております。
木に登ってみるとよく分かりますが、写真のように上に真っ直ぐ伸びる枝があります。
これを徒長枝と言います。
この徒長枝を基本的には全て根元から切ってしまいましょう!!
徒長枝は成長が早く、他の枝に行くべき栄養も優先的に吸収してしまいます。
必要の無い徒長枝を落としただけでもかなりスッキリすると思います。
後は樹形を乱している勢いのある枝を剪定し、樹形を整えたら美しい仕上がりになると思います。
樹形も整い、かなりスッキリしました!!
これからも有樹造園をよろしくお願いします。